イギリスの雑誌[ざっし]『エコノミスト』の最新号[さいしんごう] (= the latest issue)に、日本[にほん]についてのスペシャル・レポートがあるそうです。タイトルは「未知[みち]の世界[せかい]へ(= into the unknown)」。これは歴史上[れきしじょう] (= in history)、どの国くに]よりも高齢化[こうれいか] (= aging)が進[すす]んでいる日本[にほん]社会[しゃかい]の実態[じったい] (= the reality)をレポートしているそうです。詳[くわ]しいことが知[し]りたい人[ひと]は、この雑誌[ざっし]を読[よ]むか、または雑誌[ざっし]のウェブサイトにアクセスするかしてください。
私[わたし]の知[し]っている限[かぎ]りでは、医療[いりょう] (= medicine)の進歩[しんぽ] (= progress; improvement)などの理由[りゆう]で、人々[ひとびと]は長[なが]く生[い]きられるようになりました。そして、最近[さいきん]の若者[わかもの] (= young people)は子[こ]どもをほしがらなくなっています-これはとても複雑[ふくざつ]な問題[もんだい]なので、簡単[かんたん]に説明[せつめい]できません。1つ言[い]えるのは、今[いま]の日本[にほん]で子[こ]どもを育[そだ]てる(= to raise)ことは簡単[かんたん]ではない、ということです。例[たと]えば、保育園[ほいくえん] (= crèche)の数[かず]が足[た]らない(= not enough)し、こともの教育費[きょういくひ](= cost of education)がとても高[たか]いし、会社[かいしゃ]で働[はたら]く時間[じかん]があまり自由[じゆう]ではない(= inflexible)、ということなどです。このようないろいろな問題[もんだい]が、今[いま]の若者[わかもの]に家族[かぞく]を作[つく]りたがらなくしているのです。