先週[せんしゅう]の木曜日[もくようび]に日本映画[えいが]を上映[じょうえい]する予定[よてい]でした。しかし、プロジェクターの具合[ぐあい]が悪[わる]く、キャンセルしなくてはならなくなりました。あれからいろいろと修理[しゅうり]、調節[ちょうせつ]を試[こころ]みました。まだ完全[かんぜん]に直[なお]ってはいませんが、先週[せんしゅう]よりは調子[ちょうし]がよさそうです。この映画[えいが]はリールが3本ありますが、2本目と3本目は大丈夫[だいじょうぶ]です。1本目はまだちょっとわかりません…。これから明日までいろいろ修理[しゅうり]を試[ため]してみる予定[よてい]です。 最悪[さいあく]の場合[ばあい]、1本目のリールを見るときだけ、音声[おんせい]の調子[ちょうし]がちょっと悪[わる]い…ということになります。ですが、明日、4月9日(木)にまた上映会[じょうえいかい]をしますので、よかったら是非[ぜひ]来てください。 Our apologies for the problems experienced at last Thursday’s showing. This is a second attempt to screen the film (with English sub-titles), having overcome most of the technical hitches. ALL WELCOME. *********************** Free Japanese film showing – April 2009 Date: Thursday 9 April 2009 Time: 7:00 PM – […]
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Fumiko’s Posts
授業料のシステム the tuition fee system at uni
昨日からワイカト大学はスタディーブレイクに入りました。今週[こんしゅう]と来週[らいしゅう]、授業[じゅぎょう]がありません。このような学期[がっき]中の休みはふつう、日本の大学にはありません。 日本の大学とニュージーランドの大学にはいろいろな違[ちが]いがあります。例[たと]えば、授業料[じゅぎょうりょう]。ニュージーランドの大学は履修[りしゅう]するペーパーによって、払[はら]う授業料[じゅぎょうりょう]が決[き]まりますよね。例[たと]えば、日本語の1年生のペーパーと心理学[しんりがく]の1年生のペーパーを1つずつ計[けい]2つのペーパーを履修[りしゅう]する場合[ばあい]、その分[ぶん]の授業料[じゅぎょうりょう]を払[はら]います。もし日本語のペーパーの授業料[じゅぎょうりょう]が500ドル、心理学[しんりがく]のペーパーの授業料[じゅぎょうりょう]が500ドルだったら、合計[ごうけい]1,000ドルの授業料[じゅぎょうりょう]を払[はら]う、というわけです。日本の大学は履修[りしゅう]するペーパーの数[かず]に関係[かんけい]なく、学期[がっき]ごとに授業料[じゅぎょうりょう]を払[はら]います。そしてこれは所属[しょぞく]する学部[がくぶ]によって違[りが]います。例[たと]えば文学部[ぶんがくぶ]の学生は、前期[ぜんき]20万円、というように決[き]まっているのです。これはペーパーを1つだけとっている人も、5つとっている人も同[おな]じなのです。理系[りけい]の学生[がくせい]の授業料[じゅぎょうりょう]の方がふつう少し高いようです。そして医学部[いがくぶ]の学生の授業料[じゅぎょうりょう]がいつも一番高いです。 どちらのシステムの方がいいと思いますか。 The study break has begun at the University of Waikato. There won’t be any class this week or next week. Japanese universities do not have this sort of break during semester. There are all sorts of differences between Japanese and New Zealand Universities. Another one is tuition fee system. Here, […]
Continue reading日本映画無料上映会 FREE Japanese film showing
ワイカト大学では毎月1回日本映画[えいが]を上映[えいが]しています。無料[むりょう](muryo is free)で、英語の字幕[じまく](jimaku is subtitles)がついています。誰[だれ]でも来ることができます。 4月の映画は『春[はる]の雪[ゆき]』で、今週の木曜日、4月2日にワイカト大学のL3で上映[じょうえい]の予定[よてい]です。大正[たいしょう]時代[じだい]の貴族[きぞく]のお話[はなし]で、ラブ・ストーリーです。三島由紀夫[みしまゆきお]というとても有名[ゆうめい]な日本の小説家[しょうせつか]の小説[しょうせつ]をもとに作[つく]られた映画[えいが]です。みなさん是非[ぜひ]来てください。 Free Japanese film showing – April 2009 A most beautiful and lovely visual companion and adaptation to "Spring Snow", Yukio Mishima’s first novel of his Sea of Fertility tetralogy. Date: Thursday 2 April 2009 Time: 7:00 PM – 9:30 PM Location: L3 Contact: athena@waikato.ac.nz or 838-4042 […]
Continue readingお近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください Please drop by if you come to this area.
昨日[きのう]、3年生のクラスで「ホンネ」と「タテマエ」についての読み物[もの]を読みました。「ホンネ」と「タテマエ」は日本語のコミュニケーションを理解[りかい]するための大切[たいせつ]なキーワードです。教科書[きょうかしょ]の単語[たんご]リストにはホンネ:one’s real intention、タテマエ:position/stance one takes in public; principleと書いてありました。 今日のブログのタイトルは、引越[ひっこし]葉書[はがき]で日本人がよく使[つか]う表現[ひょうげん]です。引越[ひっこし]葉書[はがき]というのは、家[いえ]を引越[ひっこし]して知人[ちじん]、友[とも]だちに新[あたら]しい住所[じゅうしょ]と電話[でんわ]番号[ばんごう]を知[し]らせるために出[だ]す葉書[はがき]のことです。この葉書[はがき]にはほぼ100%「お近[ちか]くにお越[こ]しの際[さい]はどうぞお立[た]ち寄[よ]りください」という表現[ひょうげん]を書[か]きます。でもこれはタテマエなんです。これを信[しん]じて、その人の家[いえ]の近[ちか]くに行った時[とき]に遊[あそ]びに行ったら、多分[たぶん] 嫌[いや]がられるでしょう。勿論[もちろん]、前[まえ]もってちゃんと連絡[れんらく]して、遊[あそ]びに行くことを約束[やくそく]していれば大丈夫[だいじょうぶ]です。 学生から「遊[あそ]びに来てほしくないのに、なぜそんなことを書くのか」と質問[しつもん]されました。答[こた]えるのは難[むずか]しいですけど、それが社会的[しゃかいてき]マナーとなっているのです。例[たと]えば英語[えいご]でもありますよ。たまたま知[し]り合[あ]いに会[あ]った時[とき]「How are you?」と聞[き]きますね。本当[ほんとう]に知[し]りたくて聞[き]いていますか。多分[たぶん]、ほとんどの場合[ばあい]は、そういうことを言[い]うことに社会的[しゃかいてき]になっているから質問[しつもん]をするんですよね。もしその人が「いやあ、実[じつ]はねえ、ここのところ、ずっとじんましん(jin’mashin is hives)になっていて大変[たいへん]なんだよ。どうして、そんなことになったか知[し]りたい?それはね…」なんて話[はな]し始[はじ]めたら困[こま]りますよね!! We read about hon’ne and tatemae in our third year Japanese class yesterday. These two are a sort of keywords to understand Japanese communication. The textbook explains that “hon’ne: one’s real intention” and “ tatemae: position/stance one takes […]
Continue readingニュージーランドは楽しい 1 Viva NZ! 1
ニュージーランドに住[す]んでいない人のために、時々[ときどき]ニュージーランドの話[はなし]を書[か]くことにします。 今日はキャンプの話[はなし]。ニュージーランドにはキャンプ場[じょう]がたくさんあります。先日[せんじつ]、北島[きたじま]の北東[ほくとう]にあるコロマンデル(Coromandel)というところへ行ってきました。そこであるものを見つけびっくりしました。そのあるものとは…。そうです、ストーブなんです。ニュージーランドのキャンパーは本当[ほんとう]にいろいろな道具[どうぐ]を持[も]ってキャンプしますが、こんなのは初[はじ]めて見ました! ここは海[うみ]のすぐ近[す]くのキャンプ場[じょう]なので、魚[さかな]を釣[つ]ってそれをこのストーブですぐに料理[りょうり]して食べる、という計画[けいかく]のようです。このストーブ、キャンプ場[じょう]のものではありません。写真[しゃしん]をよくみると、コロ(koro is "wheel")がつているのがわかると思[おも]います。ここでキャンプしている人が自分[じぶんの家[いえ]から持[も]ってきたのです!いやーびっくり! コロマンデルはとてもよいところです。北[きた]の方にあるのでいつもあたたかく(まあ、冬[ふゆ]は多少[たしょう]寒[さむ]くなりますが)、寄[よ]ったカフェにはバナナの木に花も咲[はな]いていました。コロマンデルはワイカト大学があるハミルトンから車で3時間で行くことができます。気分転換[きぶんてんかん]に、ちょっとしたホリデーにいいところです。 From time to time I would like to write about something related to New Zealand for the readers who are reading this outside New Zealand. Today’s topic is camping in NZ. There are many camping grounds in this country and I visited one of them located at Coromandel […]
Continue reading敬語 Keigo
ワイカト大学の2年生の日本語のクラスでは、少し前に敬語[けいご]を勉強[べんきょう]しました。敬語[けいご]は苦手[にがて]…と思[おも]っている日本語学習[がくしゅう]者[しゃ]は少[すく]なくないと思[おも]います。 一旦[いったん]ルールを覚[おぼ]えると、普通[ふつう]の状況[じょうきょう]で敬語[けいご]を使[つか]うのはそんなに難[むずか]しくありません。”普通[ふつう]の”、というのは、実際[じっさい]の社会[しゃかい]では、人間[にんげん]関係[かんけい]が複雑[ふくざつ]で、ちょっと難[むずか]しい時[とき]があるからです。例[たと]えば、私の学生はほとんどが私より若[わか]いです。でも、時々[ときどき]私より年上[としうえ]の学生がいます。先生-学生という関係[かんけい]と、年齢[ねんれい](nen’rei is “age”)が拮抗[きっこう]する (kikkosuru is “to contradict”)というわけです。また、初[はじ]めて会[あ]った人と話[はな]す時は、その人の年[とし](toshi in this context is “age”)がすぐにわからないことがあります。 面倒[めんどう]くさい!と思[おも]うかもしれませんが、敬語[けいご]が上手[じょうず]に使[つか]えると日本人からびっくり、感激[かんげき]されて、とても嬉[うれ]しくなると思いますよ。がんばりましょう!
Continue reading裏巻き寿司 Inside out roll
1.→2.→3.→4. これは裏[うら]巻[ま]き寿司[ずし]です。普通[ふつう]の巻[ま]き寿司[ずし]は外側[そとがわ]にのりがあります。でもこれはのりが中に入って、ご飯[はん]が外側[そとがわ]にあります。正確[せいかく]に言[い]うと、その外側[そとがわ]のご飯のさらに外側[そとがわ]にはごまがついています。このような巻[ま]き寿司[ずし]を裏[うら]巻[ま]き寿司[ずし]、英語ではInside out rollといいます。裏[うら]はBackside という意味[いみ]です。 作[つく]り方[かた]は巻[ま]き寿司[ずし]とよく似[に]ていますが、少し違[ちが]います。まきす(英語でsushi-mat)の上にオーブン・プルーフ・ぺーパーをおいて、そして、のりをおいて、その上にすし飯[めし] (vinegar-flavor rice prepared for making sushi)を広[ひろ]げます。そのあと、それをひっくり返してさらにご飯をのせます。レシピによってはここでご飯をのせずにのりの上に野菜[やさい]や魚[さかな]などを入れる場合[ばあい]もあります。とにかく、具[ぐ]をのせたら、普通[ふつう]の巻[ま]き寿司[ずし]と同[おな]じようにくるっと巻[ま]きます。そのあと、外側[そとがわ]にごまをつけます。 おいしいですよ! This is URAMAKI-ZUSHI. As you know, normal rolled-sushi, which I wrote about last week, is wrapped with nori, black seaweed. But nori is inside sushi in this case and rice is placed out of nori. The outside rice is coated […]
Continue reading巻き寿司 Rolled sushi
みなさん、すしは買[か]って食べるものと思っていませんか。すしを作[つく]るのはそんなに難[むずか]しくないです。酢[す]で味[あじ]をつけたご飯[はん]を使[つか]った料理[りょうり]はどれもすしです。 先日[せんじつ]、わたしはすしをとても食べたくなりました。『delicious.』をいう料理[りょうり]の雑誌[ざっし]で、国際的[こくさいてき]に有名[ゆうめい]な日本人シェフ松久[まつひさ]さんのおすしの記事[きじ]を読[よ]んだからだと思[おも]います。そういうわけで巻[ま]き寿司[ずし]を作りました。巻[ま]き寿司[ずし]の巻[ま]きは rolled という意味[いみ]です。作[つく]り方[かた]は簡単[かんたん]。ご飯[はん]に酢[す]、塩[しお]、砂糖[さとう]で味[あじ]をつけてすし飯[めし]を作[つく]ります。それをのりの上に広げてその真[ま]ん中[なか]に入れたい食べ物を並[なら]べます。何を入れてもいいですよ。そしてぐるっと巻[ま]いて(巻[ま]くためにはまきす(英語でsushi mat と言います、スーパーで買うことができます)という道具[どうぐ]が必要[ひつよう]です)切[き]って食べます。わたしはお醤油[しょうゆ]とわさびをつけて食べるのが好きです。 自分で作る時は、中に自分の食べたいものをいれることができるのでいいですよ。作ったことがない人は是非[ぜひ]1度挑戦[ちょうせん]してみてください。 1. →2.→3. Do you think sushi is something you buy and eat? Sushi is not so difficult to make. Actually all dishes which use vinegar-flavoured rice can be called sushi – in any forms! The other day I suddenly felt like eating sushi. I recall now that […]
Continue reading日本の野菜 Japanese vegetables
この写真[しゃしん]の植物[しょくぶつ]が何かわかりますか。これは紫蘇[しそ]と言います。日本の野菜[やさい]です。ハーブと言った方がいいかもしれません。ミントやバジルの親[しん]せきです。とても強くていい香[かお]りがします。わたしの大好きなハーブです。 日本人にとっては普通[ふつう]のハーブで、1年中どこのスーパーでも買うことができます。しかし、ニュージーランドのスーパーで売っているのを見たことがありません。幸[さいわ]い、種[たね]を買うことができたので、自分[じぶん]で育[そだ]てました。 ニュージーランドで食べたい時は自分で育てるしかないので、食べられるようになるまで時間がかかります。また夏[なつ]しか育てられないので、とても貴重[きちょう]な(!)ハーブです。これからしばらく大切に食べるつもりです。 Do you know what the plant in the photo above is? This is called shiso in Japanese and the English name is perilla. It is related to mint and basil. You might be able to tell that from the shape of flowers. It has strong fragrance. This is my […]
Continue reading日本のお菓子 Japanese sweets
日本ではデザートという習慣[しゅうかん]はもともとありません。これは、食事[しょくじ]の中に砂糖[さとう]が使[つか]われているから、と聞[き]いたことがあります。例[たと]えばすし。すし飯[めし]の中には酢[す]、塩[しお]、そして砂糖[さとう]が入[はい]っています。だから、食事[しょくじ]のあとに甘[あま]いものを食べないのです。でもおやつはあります。食事[しょくじ]と食事[しょくじ]の間[あいだ]に、少[すこ]しおなかがすいた時に食べるものです。今はケーキやクッキー、チョコレートなど西洋[せいよう]のお菓子[かし]もいろいろ食べますが、伝統的[でんとうてき]な日本のお菓子[かし]と言えば、あんこのお菓子[かし]。これは、あずきという豆[まめ]を煮[に]て砂糖[さとう]で味[あじ]をつけて作[つく]ります。あんこを使[つか]ったお菓子[かし]はいろいろありますが、写真[しゃしん]のお菓子[かし]もその1つ。これは私の友だちが日本で買ってきてくれたお菓子[かし]です。中にはぎゅうひという米[こめ]の粉[こな]で作[つく]ったあまいものが入っています。白っぽいのがぎゅうひです。 このお菓子[かし]、お茶[ちゃ]と一緒[いっしょ]に食べたらとてもおいしかったです。この写真[しゃしん]のお菓子[かし]は日本でしか買[か]えませんが、あんこは自分[じぶん]で作[つく]ることができます。あずきAdzukiという豆[まめ]を買[か]って煮[に]て砂糖[さとう]をたくさん入れるとできます。自分[じぶん]で作るのはいや!という人は、アジア食品[しょくひん]の店[みせ]であんこを買[か]うことができますよ。あんこのお菓子[かし]には砂糖[さとう]がたくさん入っていますが、バターや油[あぶら]は入[はい]っていませんから、ケーキやクッキーなどの西洋[せいよう]のお菓子[かし]より健康的[けんこうてき]かもしれません! Japanese people originally do not have a habit to eat dessert after meal. The reason I heard before was that traditional Japanese dishes contain sugar. For example, sushi-rice is made of cooked rice, vinegar, salt and a lot of sugar. Because meal provides an intake of sugar, we do not eat anything sweet […]
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