無料日本映画上映会 FREE Japanese film showing – this Thursday!

日本[にほん]映画[えいが]の上映[じょうえい]会[かい]のお知[し]らせです。今週[こんしゅう]の木曜日[もくようび]にあります。この映画[えいが]は2009年[ねん]の最後[さいご] (saigo means final) の映画[えいが]です。  『舞妓Haaaan!!!』は2007年に作[つく]られた映画[えいが]です。京都[きょうと]にいる舞妓[まいこ]さんが大好[だいす]きなサラリーマンのお話[はなし]です。舞妓[まいこ]というのは、簡単[かんたん]に言[い]うと、若[わか]い芸者[げいしゃ]のことです。コメディーです。この映画[えいが]の脚本[きゃくほん] (kyakuhon means scenario; screenplay) は宮藤[くどう]官九郎[かんくろう]という人[ひと]が書[か]きました。日本[にほん]で今[いま]一番[いちばん]人気[にんき]がある脚本家[きゃくほんか] (シナリオ・ライター)です。この人[ひと]の書[か]いた映画[えいが]やテレビドラマはいつもとても人気[にんき]があります。   いつものように入場料[にゅうじょうりょう] (nyujoryo means admission) は無料[むりょう] (muryo means free)です。英語[えいご]の字幕[じまく](jimaku means subtitles) もあります。是非[ぜひ]来てくださいね!   Free Japanese film showing – November 2009   Date: Thursday 12 November 2009 Time: 7:00 PM – 9:00 PM Location: L3 Contact: athena@waikato.ac.nz or 838-4042 Website: http://www.nz.emb-japan.go.jp/auckland/culture/consulate_films.htm   Admission Free! […]

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説明のしかた Styles of explanation

今、断[ことわ]りの会話[かいわ]の分析[ぶんせき]をしています。英語[えいご]と日本語[にほんご]の会話[かいわ]がデータです。特[とく]に今の今注目[ちゅうもく]しているのは、断[ことわ]る時のその理由[りゆう]の説明[せつめい]のしかた。いろいろな面白[おもしろ]い発見[はっけん]がありますが、例[たと]えば誘[さそ]いや依頼[いらい]を断[ことわ]るために、日本人はたくさん説明[せつめい]をします。それも時系列的[じけいれつてき]に。時系列[じけいれつ]というのは、昔[むかし]に起[お]きたことから最近[さいきん]起[お]きたことを順番[じゅんばん]に話[はなす]す話[はな]し方[かた]です。ニュージーランド人も時系列的[じけいれつてき]に話[はな]す場合[ばあい]がありますが、多[おお]くは、因果律的[いんがりつてき]に話[ことわ]します。因果律[いんがりつ]というのは、簡単[かんたん]に言うと原因[げんいん]と結果[けっか]をペアにして話[はな]す言[い]い方[かた]。つまり、「XXXX. Because…」という順番[じゅんばん]で話[はな]すのです。 このことについて最近[さいきん]ずっと考[かんが]えていたら、「説明[せつめい]スタイルの日米[にちべい]比較[ひかく]」という面白[おもしろ]い論文[ろんぶん]を見つけました。これは、日本とアメリカの12歳[さい]くらいの小学生[しょうがくせい]に4コマ漫画[まんが]を見せて、それを説明[せつめい]させるという方法[ほうほう]で研究[けんきゅう]をしました。すると、日本の小学生[しょうがくせい]は時系列的[じけいれつてき]に説明[せつめい]するところ、アメリカの小学生[しょうがくせい]は因果律的[いんがりつてき]に説明[せつめい]する人が多[おお]かったそうです。例[たと]えばアメリカ人のこどもは「My opinion on John’s day is that he had a frustrating day from the beginning of the day to the end of the day. It was a very ironic day for him, first he played video games for too long which caused a chain reaction of bad events. He got up late….」と説明[せつめい]しましたが、日本人のこどもは「テレビゲームでよふかしして、朝ねぼうをして、バスをまちがえて、ついた時には他の人がピッチャーになっていた」と説明[せつめい]しました。   […]

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すみません I’m sorry

日本語を勉強[べんきょう]している人なら「すみません」ということばは知っていますね。そうです、英語[えいご]でI’m sorryです。何か悪[わる]いことをしてあやまる時に使います。でも、このことば、英語のThank youのかわりにも使います。というか、「ありがとう」よりもよく使うかもしれません。 先日[せんじつ]私は、大学のキャンパスの中にある喫茶店[きっさてん]でコーヒーを買って歩いていました。ドアのところで同僚[どうりょう]の日本語の先生が私のためにドアをあけてくれました。私がコーヒーを持っていたからです。そこで私は「すみません」と言いました。「ありがとう」ということもできますが、この場面[ばめん]ではどんな日本人も「すみません」を使[つか]うと思います。この「すみません」と「ありがとう」の使[つか]い方は、何人かの日本人社会[しゃかい]言語[げんご]学者[がくしゃ]が論文[ろんぶん]を書いています。簡単[かんたん]に説明[せつめい]するのは難しいですが、「すみません」は、相手[あいて]がしてくれたことに焦点[しょうてん] (shoten is focus) があって「ありがとう」はドアを開けてもらった自分の方[ほう]に焦点があります。だから、相手について考えた表現[ひょうげん]の方がていねいというわけです。でもこの説明[せつめい]が全[すべ]てではありません。もっと詳[くわ]しいことが知りたい人は自分で調[しら]べてみてください。おもしろいですよ。   Japanese language learners would know Sumimasen. Yes, this is “I’m sorry” in Japanese. We say sumimasen when we did something bad and want to apologise for it. But Japanese people often use sumimasen for the situations that English speakers would say “thank you.” I probably should say […]

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日本人の表現 Japanese face expression

最近、海や山での遭難[そうなん]のニュースをよく聞きます。今も南島の山で1人の女性の捜索[そうさく]が続けられています。何とか無事に救助[きゅうじょ]されることを祈[いの]っています。 先月はクック山で日本人登山家[とざんか]が2人遭難[そうなん]しました。1人は救助[きゅうじょ]されましたが、もう1人は残念[ざんねん]ながら亡くなりました。救助された人はあとで記者会見[きしゃかいけん]をしました。TVで少し見ましたが、その時その人は、感情[かんじょう]を表[あらわ]すことはあまりなく、淡々[たんたん]と原稿[げんこう]を読んでいるように見えました。 今、自分の研究[けんきゅう]のために異文化間[いぶんかかん]コミュニケーションの本を読んでいますが、多くの本で「公[こう]の場で日本人は感情をあまりあらわさない」と書いてあります。以前、日本語の学生も「自分の日本人の友だちは”I’m very angry”と言いながら、顔は怒[おこ]っていないことがある」と不思議[ふしぎ]そうに言っていました。 あの日本人登山家の記者会見を見て、NZ人のみなさんはどのように思ったでしょうか。 It’s summer and holiday time here now. Unfortunately we recently often hear the news of people lost in mountains and sea.  These news remind me of two Japanese climbers who were lost and rescued at Mt. Cook last month – one unfortunately passed away though – the other one […]

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